ハマサンゴ
Lobe Coral
Porites lobata
pohaku puna

この珊瑚はハワイで最も一般的なもので、数百年かけて大きなコロニーを形成します。

７月から８月にかけての満月の夜に産卵します。

表面にある割れ目はエビによってつけられたものです。また、この珊瑚はブダイの好物の一つです。
撮影ポイント：A

ハナヤサイサンゴ
Cauliflower Coral
Pocillopora meandrina
ko'a

カリフラワーのような形をしているためにこの名前がつきました。

直径は２５�p〜４０�p位で、約２０年で一生を終えます。他の珊瑚が成長できないような波の比較的強い海域で成長します。

でこぼこした表面は魚の格好の隠れ家になります。
撮影ポイント：B

クラストコーラル
Crust Coral
Leptastrea purpurea
ko'a

クラスト（パンの皮やかさぶたという意味）コーラルは波の洗う海岸から水深４５ｍ辺りまでの深い海の底など、幅広い海域で目にすることが出来ます。

この写真では白と茶色が混ざった色をしていますが、緑茶色や紫茶色のものもいます。コロニーは最大でも１．８ｍ位までの大きさです。

撮影ポイント：C

フィンガーコーラル
Finger Coral
Porites compressa
pohaku puna

指のようなのような形をしていることからこのような名前がつきました。明るい茶色や黄色、灰色など色のバリエーションに富み、また形も様々ですが、多くは指のような形をしています。

波の穏やかな海域を好み、６月から８月の満月の夜に産卵します。
固有の珊瑚と考えられています。
撮影ポイント：D（ダイビングで撮影）

ブルーグレイゾアンシド
Blue Gray Zoanthid
Palythoa caesia
ハワイ名なし

水深７メートルくらいまでの海流のある海域を好み、小動物を食べて生活します。他の珊瑚のような硬い石灰質の骨格は持たず、イソギンチャクに近い仲間です。ポリープの直径は8mm位です。
写真の上半分はポリープを閉じた状態です。食事をする時は下半分のようにポリープを開きます。共生する藻やバクテリアの影響で毒を持っことがあります。尚、この毒には抗癌作用があるそうです。
撮影ポイント：Ｅ

ブルーライスコーラル
Blue Rice Coral
Montipora flabellata
ハワイ名なし

「ブルーライス」の名の通り、青色のご飯粒が集まったような色・形をしています。
潮溜まりや１５M以上の深さの海底にも分布し、多くは適度な流れのある海域にコロニーを形成します。また、他の珊瑚を覆うようにコロニーを作るのも特徴の一つです。

夏から秋にかけて産卵します。
固有の珊瑚と考えられています。
撮影ポイント：F（ダイビングで撮影）