帰りのバス待ち行列、退屈ですよね。そんな時にはこのページを思い出してください。バス停の近くの原っぱにはこんな鳥が集まってきます。
「へぇ〜っ、この鳥ブラジルから来たんだ...」
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コウカンチョウ 真っ赤な頭をした「Brazilian Cardinal」とも呼ばれるこの鳥は1930年代にブラジルから持ち込まれました。カウアイ・モロカイ・ラナイの各島でも見ることができますが、オアフ島ほどは繁殖していないそうです。 雌雄同じような色・大きさです。成長する前は頭の色が茶色です。植物の種や虫、フルーツなどを食べて17cmくらいまで育ちます。 |
Cattle Egret Egretta ibis ハワイ名無し |
アマサギ 全身が真っ白で、くちばしが黄色いかなり大きな鳥です。アフリカ原産でハワイには”家畜につく害虫を退治する”という名目で1950年代に連れてこられました。 開けた草地を好み、小動物や昆虫を食べます。臆病なので人を見ると逃げます。早朝の人が少ない時間にバス停近くの原っぱにたくさん集まっています。 |
Common Mynah Acridotheres tristis piha 'ekelo |
カバイロハッカ インド原産の鳥で、1865年Willam Hillebrandという博士が穀物の害虫を退治する目的でハワイに連れて来ました。 草地にも木の上にもいます。アマサギほどではありませんが用心深い鳥です。夕暮れになると群れを作って木に止まり、大きな声で騒ぎます。20cmくらいの大きさです。 |
English Sparrow Passer domesticus manu li'ili'i |
イエスズメ 日本で見掛けるスズメとよく似ていますが、若干色が薄いようです。1871年にニュージーランドから連れてこられて以来、島中どこででも見かけます。 何でもよく食べ、15cmくらいまで育ちます。 |
Red Jungle Fowl Gallus gallus moa |
セキショクヤケイ 東南アジア原産のこの鶏は、ポリネシア人がハワイ諸島に渡って来た初期のころ(約1200年前)、食料として一緒に連れてきたものだろうと考えられています。 今日ではハワイ各島の原野で目にすることができます。 |
Rock Dove Columba livia nunu |
カワラバト 元々ハワイにはいなかった鳥ですが、近世ハワイに持ち込まれ今ではホテルのベランダでも目にする鳥です。 ハワイでは数が増え過ぎた事と、人に伝染する病気を持っていることがあるため、餌を与えることを禁止しています。 |
Zebra Dove Geopelia striata ハワイ名無し |
チョウショウバト カワラバトに比べて2周りほど小さいハトで、オーストラリア原産です。 ハナウマベイだけでなくハワイ中で目にすることができます。とても勇敢な鳥で、食事をしている側から食べ物を失敬していきます。 カワラバト同様、衛生面の問題から餌をあげてはいけないことになっています。 |
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