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売店のメニュー

オススメ!? 「スペシャリティ バーガーズ」
ハワイと言えばアメリカ。アメリカと言えばハンバーガーだっ!
2002年秋、入園チケットブースの向いに新しい売店がオープンしました。運営しているのは米本土の「Volume Services America」という会社。ニューヨークヤンキースやシアトルマリナーズをはじめ、全米の野球選手やフットボール選手の胃袋を満たす大きなフードサービス会社です。ウリはズバリ!「ボリューム」。
その実体はいかに!
【マウイオニオンバーガー $8.50】
マウイオニオン・・・
それはマウイ島で栽培されている小ぶりの甘〜い玉ねぎ。これをカリッとフライにしたものはハワイでとても人気があります。
それをハンバーガーにしてしまったのがコレ。アンガス牛のパテの上にこれでもかとマウイオニオンが乗っています。ハンバーガーも期待を裏切らずデカイ。写真では見えませんがハンバーガーの後ろにはスライスオニオンが鎮座します。おーっ、これぞハワイ。
【感想】
スバリ!油っこい。
そびえ立つオニオンフライは時間が経ったかき揚風。確かにオニオンは甘く、ハワイの風情をかすかに匂わせる。が、いかんせんどんよりと胃に漂う。これを腹一杯食べ、波に揺られながらスノーケリングをしたら思いもよらぬ結果を招く事必定!この後、ハナウマボーイはビーチで2時間動けなかったヨ。
売店のアンチャン曰く「どう?ウマいっしょ?
フォレストガーデンバーガーもおすすめ。」
【フォレストガーデンバーガー $9.00】
「森の庭園」とはオシャレなネーミングじゃありませんか!きっと爽やかな森のそよ風のようなハンバーガーが出て来るに違いない!
と、期待に胸を膨らませ出てきたハンバーガーがこれ。何やら見慣れぬ茶色い物体が。こちらもオニオンとトマトのスライス、ココナッツカレー風味のドレッシングも添えられています。さて、何処から手をつければ良いやら。
【感想】
巨大シイタケだ。
こんなでかいシイタケが世の中にあったとは!キノコフリークには応えられない一品。確かに森のイメージ。胃にも優しい。こんがりと焼けたシイタケの風味がお口一杯に広がります。と言うより強烈に口の中を駆け巡る。(本当はPORTABELLAつうキノコらしい。)
ねぇ、肉は何処?お肉。ジューシーな肉が食べたい。わしゃベジタリアンではない。
【マカダミアチキンバーガー $10.50】
ハワイと言えばマカダミアナッツ!
これをチョコで包んだ通称「マカチョコ」は今でも義理土産の王者として不動の人気を誇る。
そんな人気のマカダミアナッツとヘルシーなチキンのコラボレーション。といってもチキンカツの衣にスライスしたマカダミアナッツをまぶしただけなのだが...
【感想】
ハンバーガーの中で一番まともだ。
揚げ立てのサクサクとした衣の食感はフォレストガーデンバーガーの悪夢を忘れさせてくれる。マダダミアナッツの風味も香ばしい。
揚げ物系バーガーは一歩間違うと油のしつこさが口の中に残りがちだが、赤キャベツがこれをうまく打ち消してくれる。
が、いかんせん高い。ハンバーガー1つ1200円とは,,,地元の人たちは決して買うまい。うまいと言ってもケンタッキーのチキンフィレサンドの遠く足元にも及ばず、価格は倍以上。うーぬ...カーネルおじさん、何とかしてあげて。
【総評】
あかん!

嗜好を凝らしてはいるものの、イカモノの世界に片足を突っ込んでいます。
出来れば何の変哲も無い、ただミートパティを焼いてオニオンとレタスを挟んだだけのハンバーガーを出して欲しい。
一歩譲って「アボカドバーガーを作ったら売れるよ。」と、店のアンチャンに路線変更をススメたハナウマボーイでありました。

ハナウマベイの売店で食べた旨い物・まずい物の写真や感想をお待ちしております。