ハナウマベイ、それは・・・ |
ハナウマベイは州オアフ島、ワイキキから車で東へ30分ぐらい(15mile)のところにある海洋公園で、ハワイで最も人気のあるシュノーケリングスポットです。 目立つ宣伝は一切なし。なのに何故これほどまでに人気があるのかと言えばそれは |
奇麗な魚がたくさんいるからです。
水族館やテレビでしか見たことが無いような魚と一緒に泳ぐことができますし、泳げない人でも十分楽しめる、それはそれは楽しい南の楽園です。何たってワイキキから近い!加えて波も穏やかでチビッ子達も楽しめるスポット。
2000年の全米ベストビーチの17位
2001年は15位
2002年は10位
2003年は8位
2004年は何と!全米NO1のビーチにランキングされました。
そして・・・・何と、
2016年、再び全米NO1ビーチに!
...ちょっと褒めすぎかな。
(Dr StephenのBest Beaches in the USA(英語)より ここをクリック)
まだ行ったことが無い貴方、間に合って良かった。このホームページを見てから行けば面白さ倍増です。
前に行ったけど「大したことなかった」というそこの貴方。このホームページ最後まで良く見てもう一度だけ行ってみましょう。スイカに塩をかけると甘くなります。アイスに醤油をかけても然り。このホームページはそんな塩や醤油みたいなものです。
ガイドブックでも載っている情報 |
本屋さんで売っているハワイのガイドブックレベルの情報をお望みの方はこちらをどうぞ。
ハナウマベイ 1961年に撮影されたエルビス・プレスリー主演の映画「ブルーハワイ」の舞台にもなったオアフ島で最も人気の海洋公園。湾全体が保護されていて海水の透明度も高く、カラフルな熱帯魚が警戒心もなく近寄ってきます。ぜひシュノーケルのセットをレンタルして幻想的な世界を楽しみましょう。往復のビーチバスは乗り切れない人で溢れ、駐車場も9:00には一杯になってしまうので早い時間に出かけましょう。釣り・珊瑚や貝の持ち出しは禁止されています。 |
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開園時間 | 冬季 6:00〜18:00 夏季(5月第1日曜日から10月第1日曜日) 6:00〜19:00 火曜日は清掃及び環境保護のため閉鎖(98年8月〜現在) ※12月25日(クリスマス)、1月1日(元旦)はお休みします。 ※クラゲ出没や海況によって突然休園になることがあります。念のため電話で確認をするのがベスト。 TEL:396−4229(24H自動音声ガイダンス。但し英語で早口。) ※ツアーなら中止の場合電話で連絡をくれます。 ※バスの場合は乗る時に「今日はクローズ」って教えてくれます。 |
入園料 | $7.50(12歳以下の子供とハワイ州居住者は無料) ■2009年7月から入園料が$5→$7.50に値上げになりました。 |
駐車場 | 約300台。$1/日。一杯になると入れなくなる。 16:30以降は無料。 |
スノーケルセットレンタル | 水中メガネと足ヒレのセット$6(度付きレンズ$8)デポジットとして ・クレジットカード 又は ・レンタカーのキー 又は ・現金$30(度付きレンズは$50)が1セット毎に必要 |
施設 | 売店・スノーケルレンタル・シャワー・更衣スペース・トイレ・公衆電話 |
バス | 22番バス、片道$2.50。 ■2010年7月よりバス運賃は$2.50に値上げになりました。 |
地図 | ここをクリック(●マークのところがハナウマベイ) |
Googleマップ |
YouTube動画 |
簡単に紹介するとこんな感じです。(ここまで詳しく書いてあるガイドブックは実際はありません。)
でも...これだけでさあどうぞって言われても、ねぇ。
ということで更に詳しい情報をお望みの方やもっとハナウマベイを楽しみたい方は引き続き当ホームページをご覧ください。
まずは基礎知識
ハナウマベイの名前の由来 |
「ハナ」はハワイ語で湾を意味し、「ウマ」には「湾曲した砂浜」や「腕相撲」、「カヌーが陸地に接する部分」といった意味があります。 ということはもうお気づきの人もいるかと思いますが「ハナウマベイ」という呼び方は「湾」という意味の言葉が重なるので本当はちょっと変なんですよね。 ^_^; |
なお、ハナウマベイの正式名称は
Hanauma Bay Nature Preserve |
です。「Nature Preserve」、自然保護区なんですね。
余談ですがハナウマベイの正式名称は
〜1967 Hanauma
Bay
1967〜 Hanauma
Bay Beach Park(ホノルル市(郡)の海洋生物保護区に指定)
1990〜 Hanauma
Bay Nature Park(入園者数抑制策など新規定施行)
1995〜 Hanauma
Bay Nature Preserve(入園の有料化など新規定施行)
と、規定類の変更に伴い3回ほど変わっています。
生い立ち |
ハナウマベイの生い立ちは今から約3万5千年前の海底火山の噴火にはじまります。オアフ島が生まれたのが200〜300万年前と言われていますから、それよりもずっと後の出来事です。 この火山活動により、まず火山錘が形成されました。その後風雨の侵食を受けてこの火山錘は徐々に形が崩れ、とうとう今から約7000年前に波の浸食作用により火口壁の一部が崩されて現在のような湾の形になりました。 (左の写真は波によって侵食を受けた火口壁です。灰色の部分は火山灰で、黒い点は溶岩、白い点は噴火の際に吹き飛ばされた古代の珊瑚礁です。) |
8世紀中頃からマルケサス諸島やタヒチからハワイアンの祖先が遥々船に乗ってやってきます。やがて彼らはこの地を霊的な力の集まる禁忌("kapu")の地と考えるようになり、王族や貴族など特別な地位の人々しか立ち入りが認められられませんでした。
また、この地は王族の釣り場であるとともに、特別なお祭りや神に捧げるためのフラダンスの競技会や、「ウマ・レスリング」と呼ばれる腕相撲の大会の会場でもあり、許されぬ恋人達が人目を避けて愛をささやく場でもありました。
1800年代の初めには"kapu"のしきたりは公式に廃止されましたが、しばらくの間はそれでも特別の地と考えられ、一般の人々の立ち入りはままならなかったようです。
時は流れて1883年、リリウォカラニ女王を最後にハワイ王朝は終焉を迎えます。第二次世界大戦中ハナウマベイは「ミネソタビーチ」の名で知られる軍の基地となりました。
その後、1967年にはハワイで初の海洋生物保護区
、1978年には市と郡の海洋公園になり現在に至っています。
ハナウマベイにまつわる伝説 |
ハナウマベイの生い立ちにまつわるこんな伝説があります。
昔々、”ケオヒナニ”という名のそれはそれは美しく、優しい女性がいました。その美しさはハワイ中のだれもが憧れるほどでした。
この女性に”ココ”と”ハナ”という2人の若い族長が恋をしてしまい、どちらがお嫁さんにするか決闘で決着を付ける事にしました。これを知った彼女の父親は伝統的な方法、「ウマレスリング(腕相撲)」で決着を付け、勝ったほうが娘をお嫁さんにすることを提案しました。
昼も夜も、雨の日も風の日も勝負は続き、とうとう2人の若い族長は力尽きて息絶えてしまいました。 これに心を痛めた”ケオヒナニ”は、この2人の男性がいつまでも自分のことを見つめていられるように、先祖の神様”アクア”に頼んで自分をハナウマベイの傍らにそびえる山”ココヘッド・クレータ”に変えてもらいました。この決心に満足した父親は自分を大きなトカゲの姿に変えてもらい、湾の周りを囲っていつまでも彼女を見守っているのだそうです。 |
「もっと知りたい」という方へ |
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「これじゃわからん」という方、ごめんなさい。m(__)m 今後このページもさらに充実させて頂きたいと思います。 今回はこの辺でご勘弁を。 尚、ハナウマベイの生い立ちに関するの情報は ・入園料を払う窓口の横にある「エドケーションセンター」(2002年8月完成!) ・後程紹介する本 にさらに詳しい情報がありますのでこちらも併せて参考にすることをオススメします。 |