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ハロナコーブ

ハロナコーブ(Halona Cove)はハロナブローホールの横にある小さな入江です。ちなみにハロナブローホールはクジラのように潮を吹き上げる穴です。時には数mも潮を吹き上げる事で有名で、観光名所にもなっています。
いつも潮を吹いているブローホールですが、全く潮を吹かない日がごく稀にあります。こんなチャンスは滅多に無いので隣の入江で海亀と一緒にスノーケリングを楽しみましょう。
■行き方(地図
ハロナコーブはハナウマベイとサンディービーチの間にあります。ハナウマベイの3分ほど先、道路の右側にビーチが見えて来ます。すぐ先にハロナブローホールの駐車場があるのでここに車を停めます。この駐車場は回転が早いので待っていれば直ぐに空きが出ます。
■安全に楽しむために
穴が潮を吹いているような日は大変危険なので避けましょう。まずはよく海の状態を観察し、スノーケリングをしている人がいない日は諦めてハナウマベイに行きましょう。
穏やかな日であれば強い海流は発生しませんが、それでも波の影響で泳いでいると左右にゆすられます。岩礁に近づく際は注意しましょう。また、波打ち際には強い引き波が発生する事があります。スノーケルとフィンを付けたらすぐに泳ぎましょう。油断してモタモタ海の中を歩いているとスッ転びます^^;
一般的に海の状態が良いのは11月〜3月の冬場です。ライフガードはいませんので十分注意しましょう。
■施設
あるのは駐車場だけです。
売店・公衆電話・シャワーなど全てなし。トイレすらありあせん。飲み物・食べ物持参で行った方が良いでしょう。トイレに行きたくなったらサンデービーチまで車で行きます。歩いたら往復30分はかかるでしょう^^;
これがハロナ潮吹き穴の横にあるビーチです。ビーチの左横に駐車場があり、そこから階段状になった小路を歩いて降ります。降り口は駐車場の入り口付近、ガードレールが切れた所に青い小さな看板があります

このビーチの左手の岩場伝いに歩いて行くと潮吹き穴まで行く事ができます。またこの岩場は釣り場としても人気があります。
海の中はこんな感じです。深さは湾の入り口付近で大体4m位です。
普段激しく波が打ち寄せるせいか、湾内には殆ど珊瑚発達していません。代わりに岩場には魚の好きな海草がびっしりと生えていて、これを目当てに魚が集まっています。
オススメのスノーケリングコースは湾の左手を湾の入り口付近まで進むコースで、左の写真のような青い小さな魚の群れが沢山泳いでいます。海底にはチョウチョウウオやニザダイの仲間が岩をつついています。
実はこの入江は海亀が沢山住み着いている事でも有名です。湾の入り口付近左手にカメの好きな赤い海草が沢山生えていて、ここで海亀が食事をしています。

左の写真はハロナコーブの主で、甲羅の大きさが80cm近くもある巨大なカメです。ハロナブローホールの駐車場から下を見ると海面近くユラユラと泳いでいる姿を目にすることが出来ます。5分に一度位の間隔で海面に顔を出して息をします。
何やら岩だなに人が集まっています。何をやっているのかと言いますと...

亀を眺めたり岩棚から海に飛び込んだりしているんですね。この岩場をどんどんサンデービーチ側に歩いて行くとブローホールに出られます。
これがブローホールの正体です。この三日月型をした岩の割れ目から潮を吹きます。普段は潮が吹いているので危なくて近づけません。穴かからは波の音がゴウゴウと聞こえます。
下の方に青く見える部分は海です。岩に打ち寄せる波の力がこの穴に集中して潮を吹くんですね。
危ないので近づかないようにしましょう。記録によればこの穴に落ちて助かった人は今までに1人しかいないそうです。おーこわ。

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